家や土地の購入、賃貸の契約で線路沿いの家はやめておいた方がいいのかと考える方は多いですね。
私も1年前はそんなことを考えていました。
線路沿いの賃貸マンションの4階に住んで1年になります。
線路沿いの賃貸は相場が安いんですよね。他に同じようなお部屋のレベルで探すとかなり予算オーバーになってしまう為、予算内で収まる線路沿いのマンションを契約しました。
我が家の条件はこのような感じです。
マンションから「線路」まで30m
マンションから「踏切」まで50m
1時間の電車通過本数
・ラッシュ時30本
・日中16本
・早朝深夜10本
ここでは、実際に線路沿いの賃貸マンションに1年住んでみてどうだったか、メリットデメリットをふまえ書いていきます。
少しでも参考になれば嬉しいです。
線路沿いの家はやめておいた方がいいのか
線路沿いの家はやめておいた方がいいのかですが、他に選択肢があるのであればやめておいた方がいいです。
静かに暮らしたい方は絶対にやめておいた方がいいです。
騒音がストレスになり、結局耐えられず静かな所に引っ越したら快適という知人もいるくらいです。
我が家は、小学生の子供2人いるのもあり静かに暮らすには程遠い環境で。
家の中が賑やかなので、日中は電車の音が全く気になりません。
電車の騒音より子供の騒音が勝つという。。。。トホホな状況で。
子供たちがいないと、例え電車が通っていても静かだなと感じてしまうんです。
線路沿いのメリット
家賃相場が安い!
線路沿いのメリットはなんといっても、「家賃相場が安い」ことです。
私が探していた地域では、相場より1万~2万は安かったです。
この家賃に負けて、契約にいたりました。
この理由で、賃貸契約をされる方は多いのではないでしょうか。
視界がよい
線路の部分は道路のようなものなので、建物がないだけ視界がいいです。
目の前に高い建物が立っているのと比べればいいかなという感じです。
線路沿いのデメリット
残念ながら、線路沿いに住むというのはデメリットの方が多くなってきます。
騒音について、始発がうるさく感じる
線路沿いに住む上で、騒音は2種類あります。
・電車通過音
・踏切「カンカン」音
私の場合、電車通過音より踏切の「カンカン」音が耳障りに感じてしまいます。
「カンカン」がけたたましいというか。
それと電車の通過本数も重要です。
1時間に2本しか通過しない物件と、1時間に10本通過する物件、騒音の悩みは全然違いますよね。
我が家は日中15本電車が通過するのですが、それでも日中の騒音は気になりません。
さらには、夜は10時頃寝ているのですが、夜に騒音で目覚めたことは一度もありません。(夜中の1時頃まで最終電車が通過しているはずですが。。。)
逆に私は始発電車の騒音でほぼ毎日起こされます。
私の線路沿いに住む知人も始発で起きてしまうと言っていました。
子供たちは、10時頃寝て朝起きるまで爆睡です。
深夜に線路の点検などがあるのですが、それで起きてしまったこともありません。
目的地まで遠回りになる事が多い
線路のせいで目的地まで遠回りになる事が多いんです。
これは、住んでみて分かってめちゃ後悔している事です。
歩きですと抜け道などもありそこまで問題ありませんが、
問題は車の時。
近くに「踏切」があって、その踏切を渡りたいとなるとラッシュ時や土日はめちゃ渋滞にはまります。
家の前の踏切近くの道から踏切に入るのめちゃ難関なので、遠回りしてしまったり。
あと、スーパーへ車で行くのも踏切を通って行かないといけない為、かなりの遠回りに。
迂回だらけなイメージです。
効率重視な方は、もどかしさを感じてしまうかもしれません。
鉄粉は飛んでくる?
線路沿いに住むと鉄粉が飛んでくるという話もあるようですが、外に洗濯物は干していますが4階だからか気になったことはないです。
ただ、車が埃で結構汚れます。
これが鉄粉なのかは証明できませんが。
電車通過時揺れる場合もある
賃貸マンションやアパートを契約の際には、電車の通った時の感覚を確認しておくのがおすすめです。
騒音に加え「振動」もあったらストレスになりかねません。
建物の造りが「木造」か「鉄筋コンクリート」でも体感は変わってきます。
建物や窓などに防音は施されているか、などでも違ってきます。
我が家は鉄筋コンクリート造りのマンション4階住みですが、体で揺れる感覚はありません。
コップに入れた水が、わずかに揺れる程度です。
木造住宅は鉄筋コンクリート造りと比べ揺れが大きくなることもあるそうです。
電車の騒音は慣れるか
引っ越してきた当日は踏切の音と電車通過音でほとんど寝れませんでした。
騒音の大きさに驚き、夫と「うそでしょ!?これが今後も続くのか」と心配になりましたが、慣れました。
1週間もすれば、夜寝てから起きることもなくなり、日中の電車の通過音はほとんど気ならずで。
賃貸だから契約したのもありますが、これが一生となると契約していたか分かりません。
神経質な人は住まない方がよい
私の場合は、電車の騒音にも慣れてしまいましたが、神経質な方はきついかもしれません。
静かに暮らしたい方も、住むのはやめておくのが賢明です。
ストレスに感じてしまえば、また引っ越しとなってしまうことも。
線路と反対側の部屋なら夜の騒音も気にならない
お部屋がいくつかある場合、線路と反対側の部屋なら騒音は気にならず過ごすことができます。
もちろん、夜も気になりません。
寝る部屋だけでも、線路と反対側ならなんとか住めます。
まとめ
線路沿いに住むのはやめておいた方がについて書かせていただきました。
静かに暮らしたい方、神経質な方は絶対にやめておいた方がいいです。
踏切近くを契約される方は、私もそうですが「物件や土地が相場より安いから」という方が多いのではないでしょうか。
昼よりも、早朝深夜が騒音と感じやすくなります。
実際に電車が通過した時の音や振動を確かめてから、賃貸物件や土地など契約されるのを強くおすすめします。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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