私は息子が小学校一年生の時、皆からの投票でPTA役員になりました。
まさかのまさかです。
投票と言いましても、みんな私の事は知りません。
入学早々、みんなからの投票で当選してしまうってどんだけ「くじ運」がいいのかトホホ。。。
幼稚園の年長で役員をしたので、翌年はのんびりしたいなと思っていた矢先にまた役員になってしまうなんて。
ここでは、小学校のPTA役員の決め方や仕事内容について書いていこうと思います。
小学校PTA役員の決め方
PTA役員の決め方は小学校によって様々です。
なので自分の子供が行く小学校の様子を知り合いから聞くのが一番良いかと思います。
一般的にPTA役員の決め方は、
です。
立候補者を募って決定
子供の小学校では新年度が始まる前、2月頃に新年度のPTA役員で立候補者はいるかのアンケートが取られます。
立候補者が多い場合は、抽選になるようです。
立候補する人も本当に「やりたいからやる!」って人は少なくて「今のうちにやっておく!」って感じで立候補する方が多いです。
立候補ですべての役員が決まれば素晴らしいことですが、そうもいかないんですよね。
くじ・じゃんけんで決める
立候補者がいなくて決まらない場合、「くじ」や「じゃんけん」で決める小学校は多いです。
くじやじゃんけんは、保護者会で皆が集まった際にその場で決定できるといった利点があります。
ある意味平等な決め方ですね。
投票で決める
私は今回皆からの「投票」で役員になってしまった訳ですが。。。
みんなが本当に私にやって欲しいからと票を入れてくれたわけではありません。
私の事はほとんど知りません。
どんな風に選挙が行われるかというと・・・
新年度に入る前の2月ころ(まだ幼稚園年長時)に小学校から投票用紙が送られてきます。
投票用紙には「あいうえお順」に名前が並んでいます。そこから適当に選んで〇を付け提出します。
投票といっても、入学前で顔も合わせたこともない人たちの名前ばかりで、誰を選んだらいいのかさえ分からないんです。
名ばかりの投票をするわけなのですが、なぜか上から〇していく人が多いこと。
「苗字があいうえお順」で我が家の名前は1番に書いてあったのもあり、めでたく当選しました。
もう1人の当選者は2番目に名前が書いてあったお家です。
友達からはみんな上から〇するから覚悟しておいた方がいいよとは言われていましたが、実際にその通りでした。
で、投票して小学校へ投票用紙を戻し集計が終わると、当選者に早速「PTA就任のお願い」というお手紙が届けられるんです。
はい、届きました。
「めでたくPTA役員に選ばれました!!よろしくね。」という内容のお手紙です。
これはやらされている感満載です。顔がハニワになりました。
「はー!?」ってなりましたし、「なんで私が!?」「絶対にやらない!」とも思いました。大人げないですね。(汗)
PTA役員の仕事内容は属する委員会によって違う
PTAの役員は、それぞれの仕事を分担してやるという方針と取っている小学校が多いかと思います。
私の場合、当選結果と一緒にどの運営委員会に属したいか希望を出してくださいという投票用紙も入っていました。
例えば、運園委員会とは以下のような委員会です。
息子の小学校では学校の先生や全学年の役員が全員集まる運営委員会が年に5、6回(2か月に1回)ほどあります。
運営委員会とは別に所属している委員会でも年に数回、集まりがあります。
集まる回数も小学校によって様々かと思います。
広報委員会
広報誌の作成が主な仕事です。息子の小学校は年2回広報誌が発行されます。
ありがたいことに作製・印刷などは外部に委託しているため、広報委員がする事といえば行事の際に写真を撮るだけです。
小学校によっては撮影から作成、印刷まですべて役員さんがやらなければいけない場合もある為、広報委員は一番大変とも言われています。
福祉委員会
年一回のリサイクル作品作りの講座を主催したり、運動会のお手伝いをします。
教護委員会
救急法講習会を主催します。夏のプールの監視員の責任者と地区パトロールが主な仕事です。
研修・交通安全委員会
研修会に参加したり講演会に出席するのが仕事です。
広報委員会になったけどいいこともあった
運営委員会の希望を出す時、役員経験者の友人に各委員会の仕事内容を聞いて、まず一番楽そうなのに希望を出しました。
集まりが少ない委員がよかったのでそこに希望を出したんですが、希望通りにはいかず「広報委員会」になりました。
息子の小学校は広報誌の作成を外部に委託しているので、「写真撮影」と「写真選び」が主な仕事です。
広報誌のデザインが決まっていてそこに写真を当てはめていくだけになっているのです。
なのでこういうアングルを2枚撮ってくださいと指定してくれるので、2,3枚撮って送るだけで楽勝でした。
し・か・も
広報は、優先的に写真を撮らせてもらえるので、自分の子供も至近距離でいい写真を撮ることができます。
特に運動会では、臨場感あふれる我が子の写真がついでに撮れちゃうんです。
夫は「こんなにいい写真、なかなか撮れないぞー!」
と興奮気味。確かにカメラマンでない限りこんなのは撮れません。
こういった広報委員会の特権も発見しました。
こう思えばやって損はないかもしれません。
その他の仕事
広報委員会の主な仕事「写真撮影」以外にも、細々としたお手伝いはありました。
参観日のゲーム企画ですが、例年やっているのを引き継いでやったという感じ。〇×クイズや、しっぽとりゲーム、輪投げなどです。これらの進行役を任されるのです。
小学校の行事は、例年にならって進めていくことが多いです。新たに一から企画するってのはないので、PTA役員の負担は少なめで助かります。
PTA役員を辞退できる理由とは?
一般的にPTA役員を辞退できる条件はこんな感じです。
仕事をしているという理由だけでは辞退できない学校がほとんどです。今はほとんどのママが働いていますもんね。
うちは転勤族ですが、転勤の可能性を理由に辞退もできます。でも何年も転勤しなかったら気まずいので、それを理由に辞退はしませんでした。
特殊な事情がある方はダメもとで、辞退願いを申し出てみるのもありかと思います。
実はうちは役員選出の際、以下の理由で辞退願いも書いているんです。
役員の集まりが夜7時からでした。夫はその時間に帰ってくることなど不可能。子供の預け先がなく下の幼稚園児を夜連れていくのも大変なので辞退願いを書きました。
でも、それは理由になりませんと断られてしましました。ダメもとだったんでいいんですけどね。
小学校のPTA役員になってしまった時の考え方
PTA役員に嫌でもなってしまったら、考え方を変えるしかありません。
さっさと終わらせられてラッキーという考えでいくことに。
こうなったら役員の仕事はできる範囲でやらせてもらうしかありません。
やれるときはきっちりやる、どうしてもできないときはお断りするスタンスでやっていこうと決めました。
実際、PTAの集まりは行ける時は参加、行けなければ参加しませんでした。なので多分半分も参加してないと思います。(汗)
ちなみに私みたいな人はあまりいないので、どう思われているかは分かりません。
その代わり、広報委員の写真撮影、運動会の準備片付けや、文化祭の前日準備当日のお手伝いなど、できる事は家族でさせてもらいました。
PTA役員をやるかやらないかにフォーカスされがちですが、根本は子供達のための役員です。
実際にやって行事に参加している父母(私達)をみて子供は喜んでくれました。
1年あっという間に終わっていきますので、役員になってしまったら気持ちを切り替えてやっていくしかないです。
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