小学2年生の娘が保健室登校になったのは、担任が怖くて教室へ行けなくなってしまったから。
子供から「担任の先生が怖くて学校行きたくない」と言われ先生に直接言ってみた でも詳しく書いてあります。
娘については幼稚園の時から小学1年生まで「学校(幼稚園)行きたくない」となることはなくて。学校や幼稚園でも問題行動を起こす子ではなく、どちらかというと物静かで優等生と言われていた子供でした。
娘の性格は繊細なところはあります。色々なことを人一倍感じとってしまう繊細さんです。
2年生の現在、以下のように「保健室登校⇔不登校」を繰り返しています。
6月:保健室登校
7月:不登校
8月:夏休み
9月:保健室登校
10月:不登校
11月:保健室登校
「保健室登校→教室」とならないのが、やはり担任からの影響が大きかったと今になって思います。
やっとの思いで保健室登校ができるようになると担任、その他先生から否定されたり怒られる。
で、学校に行けなくなるという。。。。。
感じたのは学校側は、不登校の対応に慣れていないという事です。(分かっていない。が正しいかもしれません。)
先生方は焦ってなのか、娘に対し怒る方向にいってしまっているようでした。
お尻叩いて言うことを聞く子ではないのにな。むしろ、ほめて伸びるタイプなのでほめてほしかった。
以下が失敗した~!と感じたことです。
担任と会わせるのは最初は私も承諾してたので、私にも責任はあります。
「保健室では無理やり勉強をさせるのはやめてください」と学校には伝えていましたが、その思いは届かず、、、、なんとか勉強をさせようとする学校。
ここでは、ビックリするような担任の問題発言と共に、保健室登校中担任に会わせて娘がされたこと、親の判断など書いていきます。
私と同じように、子供が不登校で悩んでいるママに少しでも体験談として参考になれば嬉しいです。
※以下はあくまで娘の学校の対応のお話です。全ての学校がそうではありませんので安心してください。
他の子に対する担任の問題発言
担任は、50代の女性の先生でしたが少し癖があるなと感じました。
きっと必要以上に責任感が強く、真面目、完璧主義なのだろうと。
それで、子供にも必要以上に叱りつけてしまうのでは!?という私なりの分析ですが。
同じクラスのママ友から聞いた話ですが、担任は思わず耳を疑ってしまうような発言をされていました。
これは一部であって、他の保護者からも苦情はあがっているようでした。
上記のような事は、子供によっては担任に対する恐怖感しか芽生えません。
教室の先生の机に置いてあるセロテープを何も言わずに取った子へ「泥棒」と言う
教室の先生の机に置いてあるセロテープを、何も言わずにとってしまった男の子がいました。
すると担任から「泥棒!」と言われたそうで、普段あっさりとしている性格の子でも後を引いてしまったそうです。
そのママ友は夫婦で担任に話をしに行くと、やはり「泥棒」と言ったそうで、「完全に私の間違えです」と認めたそうです。
「〇〇君に近寄ったらいけない」と他の児童に言う
傘を振り回していたA君に担任が厳しく注意をしたそうです。
その後の体育の授業で、A君が体育の先生にほめられました。
なのに担任が「でも、傘を振り回していたからみんなA君に近寄ったらいけないよ」と言ったんです。
担任はそのA君にイライラしていたのかもしれませんが、「そんな事言う!?」とツッコミたくなってしまいます。
これは児童へいじめを助長しているようなものです。
保健室登校をしていた娘への担任のありえない接し方

保健室登校をしていた娘に対する担任の対応にも「????」となる事が多くて。
担任とは会わせてはいけなかったと反省しています。(11月の保健室登校では担任とは会わせていません)
以下は、担任が娘にしたことですが、、、
問題なのが、やっとの事で学校へ行けている不安定な子供にする対応ではない。。。と感じたことです。
むしろいじめやパワハラに近いのではと。
普段は養護教諭が見てくれていましたが、上に書いたような事は言わず、温かく見守って下さっていたのが救いです。
「Yes」か「No」はっきり言わないと気が済まない
とにかく、担任は真面目なのか責任感が強いのか良く分かりませんが、娘に「Yes」か「No」どちらかはっきりさせないと気が済まないようでした。
娘は怖い担任にもちろん「NO」など言いにくい訳で。。。。
そんな時は黙ってうつむいてしまうそうでした。
するとすかさず担任が
「YesかNoどっちなのはっきりして!」と迫るのです。
ですが、そこまでハッキリさせる必要があるのものなのか、言えないなら「Noってことね」と察してくれたらいいのに。。。。
決められた時間に来られない事を注意する
保健室登校をしている子供にとって、学校へ来るだけでもすごい事なのです。
やっとの事で来ることができた子供に、「決められた時間に朝一で来られるようにならないと」と言ってくるのです。
「そんな事言う!?」
ここは、「頑張って来ているね。」と言ってほしい。
担任、何もわかってないな。
私、沸々と怒りが湧いてきました。
この件があった翌日から、娘も学校行きたくないというので学校に行かせるのをやめました。
気に入らない事をむきになって注意する
9月の保健室登校時、先生に何かを渡す時に投げるように渡すようになってしまったのです。
娘はそんな事をする子ではないので親としてはストレスから来ていると直感しました。
ストレスの原因は、「担任と接すること」と「保健室で無理やり勉強をさせていたこと」です。
物を投げてしまうことに対し、保健の先生をはじめ他の先生は優しく注意はしたそうです。
担任はというと、突然またムキになって注意しだしたのです。(娘が物を投げてもいない時に)
娘は「なんで何もしていないのに怒られないといけないのか」と、なんで怒られたのか分かっていませんでした。
それを担任に言っても「怒ったつもりはない」と一点張り。
とにかくやっとの事で保健室に行けているのだから、怒らないでください~。
3か月ぶりに勇気を出して授業に出たら怒る&放置
9月に授業へ行ってみるという日があったので、急でしたが1限だけ参加させたんです。
3か月ぶりの授業に参加でした。
私が迎えに行ったらちょうど教室から戻ってきたので娘に「どうだった?」と聞くとなんだか顔が曇っています。
またしても「怒られた」と。
え!?また怒る!?3か月ぶりに勇気を出して授業に参加したのに!?
「?????????」
机の横にランドセルを置いていたら「ランドセルはロッカーに入れなさい」と注意され、、、授業中も声ひとつかけてもらえず放置だったそうです。
授業中プリントをやったそうなのですが、娘は途中からだったので何をどう書いたらいいのか分からなかったそう。
ランドセルごとき怒る必要があるのでしょうか。授業で放置もないよなと、娘に一声でもかけてほしかった。
学校へ行かせないという親の選択
娘は3か月ぶりの9月の授業参加後すぐに「もう学校行きたくない」となっていました。
上に書いたような事をされてしまうと、親としても学校へ行かせなくていいやという気持ちが勝ってしまいまして。
「いいよ、学校行かなくていいから!」と娘に伝えました。
学校へは「こんなに頑張って頑張ってやっと行けた子供に怒るのはどうかと思います。学校へ行かせることに疑問を感じます」と話しに行き「しばらく休ませます」と申し出ました。
そもそも、娘が無理して担任と会っていたのがいけなかったのです。(6月、9月の保健室登校)
何度も言ってしまいますが「担任とは会わせるべきではありませんでした。」
それを教訓にして11月からの保健室登校では、「担任とは会わせないでください。」とお願いしました。
とにかく学校へ行き始めは、子供も不安などが入り交じり安定していないので、担任以外にも否定的な事を言う先生とは会わせるのをやめてもらっています。
不登校中家でしていたこと
不登校期間中は家でしていた事はこちらです。
1.チャレンジタッチを使った通信教育
2.ゲーム
3.カフェでお茶をする
4.公園にお弁当を持って遊びに行く
5.友達と遊ばせる
1の通信教育は日々のルーティンとして無理のない範囲でやらせて、余裕があれば学校からいただいたプリントをさせていました。
2のゲームは、テレビゲームです。時間を決めてやらせていました。楽しみも必要ですしね。
3~5は娘にとってすごく良かったと感じています。カフェでお茶したり、公園にお弁当を持って遊びに行ったり、友達と遊ばせることをしてリフレッシュできたようでした。
その2週間後くらいに、突然「今日学校へ行く」と言い出したのです。
突然娘が学校へ行く(保健室登校)と言い出すまで
上にも書きましたが、娘のしたい事を沢山させてあげたのもあって「学校へ行く(保健室登校)」となったのかなと感じます。
色々と気済んだのかなと。。
とにかく不登校期間中は私は「学校へ行きなさい」は一言も言いませんでした。
むしろ「学校は行かなくていいから」と言っていました。
ここで娘が学校へ行けない事を否定しなかったのが良かったんだと今になって思います。
自分から学校へ行くと言ってきたという事は、子供なりにいろいろ考えていたんだなと。娘を信じて本当に良かったです。
まだまだ続きますが、親がとにかく子供の味方になってあげることが大切と実感しました。
2021年12月に夫の転勤のため引っ越&転校することになりました。その後は下の記事で書いています。
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