小学2年生の保健室登校で親として感じたことや注意点!

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小学2年生の娘が2か月ほど保健室登校をしています。

保健室登校は、学校との連携がかなり大切です。

と同時に子供との話し合いや、子供の気持ちを優先させることも大切です。

子供が望んで保健室登校するなら、なんの問題もありません。

ここでは、実際に子供に保健室登校をさせてみて感じたことや、学校との注意点、保健室で何をしていたかなど書いていきます。

結局のところ子供によったり、通う学校によったりで状況は変わってきます。正解はありません。ですが少しでも参考になれば嬉しいです。

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保健室登校になった理由

小学2年生の娘が保健室登校になった理由は、子供から「担任の先生が怖くて学校行きたくない」と言われ先生に直接言ってみた の記事でも書いていますが、

先生が怖くて教室に行けないからでした。

教室へ行けなくなってから、早い段階で保健室なら行けそうとなり、学校(養護教諭)へ保健室登校させてよいか聞いてみたところ快く引き受けてくれました。

ですが、私が思うに「保健室登校」って中途半端では?という疑問が常にあります。

子供が望んで保健室登校しているなら問題ありませんが、「保健室登校」でも無理して行っているようであれば、行かせないのが良いのではという気持ちになっています。

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保健室登校メリットデメリット

保健室登校にはメリットもありデメリットもあります。

メリット

保健室登校のメリットは、出席扱いになる事です。

子供も学校に通っているので、生活リズムも崩れにくくなります。

また、家にいるよりも家族以外の人と接点がある為刺激があり気分転換にもなります。

家にいるよりはいいかなと言った感じです。

学校と繋がっているので、教室復帰につなげてくれる。(子供の意思を尊重するのが大前提。無理は禁物です。)

デメリット

保健室登校にする場合、親の送り迎えが必要になる場合があります。

娘の場合、2限と3限だけ行って帰るというスタイルでしたので、送り迎えする必要がありました。

この短時間での送り迎えが結構しんどいです。

私としては、保健室登校でも行ってくれたらありがたいという思いで行かせていましたが、学校側はそうではありませんでした。

いずれは教室復帰してほしいということから、教室へ行く事を促してくれていたんです。

教室へ行けば担任がいるということで。。。。娘は委縮してしまい。

ここの掛け違いで、保健室登校がうまくいかなくなっていきました。

学校と保護者側の今後についての意思のすり合わせが結構大変です。

兄弟がいる場合、保健室登校をしてずるいと言われるのも困りました。

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保健室登校をする際に学校側と話し合っておくとよいこと

話し合い

保健室登校をする際に学校と以下について話し合っておくのがおすすめです。

でないと、後々「話が違う!」ってことになります。

  • 保健室登校が可能な期間
  • 学校の滞在時間
  • 保健室で行う勉強について
  • 教室への復帰予定
  • 担任と会わせることについて
  • 友達と会わせることについて
  • 子供の状態

保健室登校が可能な期間

保健室登校が可能な期間は初めに確認しておくと良いです。

学校により異なります。

娘の学校は「いつまででもいいですよ」と言ってくれていたので助かりました。

学校の滞在時間

学校の滞在時間については、丸1日いられられない子供の場合は、「保健室に何時から何時までならいられそうなのですが。」という具合に相談します。

他の児童の目を避けたい場合、同じ時間に登下校はできませんし子供によって毎日同じ時間に行けない場合もあります。

うちの娘がそうだったので、「2限と3限だけでも良いですか?」という風に確認しました。

初めは行ける時間行って、だんだんいられる時間を伸ばしていくというのが良いかと思います。

保健室で行う勉強について

保健室登校をすると、その時間にテストを受けさせてくれたり、プリントをさせてくれたりしました。

勉強は基本家でやっていました。その確認のテストらしいのですが、なんだか腑に落ちず。。。。(テストやらせるより教えてほしい。。。。)

ですが、子供が学校では勉強したくないと言ったら無理にさせない方がいいです。

学校で授業が受けられなければ、家で勉強することになります。

娘の場合、学校で授業を受けられなかったので、勉強は家に帰ってから午後に私が見ていました。

ですが娘は勉強に集中することが出来ず、午後はだらだらとずっと勉強している状況でした。

午前中は学校でプリント、家でも午後はお勉強とやっていたら、1日中勉強していることになっていたんです。

娘にストレスがかかっていたみたいで、学校でチック症状が出てきてしまいました。

なので、どちらかをセーブしなければいけなかったと反省。

子供によって無理があるとかわいそうなので、学校ではどれくらいの割合で勉強しているかを確認しておけば良かったです。

教室への復帰予定

教室へいつ頃に復帰できそうかは子供と相談してから学校へ伝えます。

子供と全くそんな話もできないようでしたら、「今のところ分かりません。」などそのまま伝えて問題ありません。

娘は、「3年生になったら教室へ行く!」

と言っていたので学校へはそのように伝えました。

担任と会わせることについて

担任と会わせることについては、保健室登校でも担任と子供が会っても問題ないか学校と擦り合わせる必要があります。

担任が怖くて学校へ行けない場合は要注意です。

娘ははじめ、担任と会っても大丈夫と言うので、会わせていましたが、そこでやりとりする中で「やっぱり怖い」となってしまったんです。

担任と娘が少しでもコミュニケーションを取ることによって、恐怖心もなくなるのかなと期待もあったのですが、そうではありませんでした。

今となっては担任と会わせなければよかったと後悔しています。

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友達と会わせることについて

保健室登校をしていると、子供はその姿を見られてくなくて、廊下を誰かが通っただけで隠れたりという心理状況になります。

そういう時は無理にお友達と会わせるのはやめてもらいました。

そのうち、友達に会っても大丈夫になったので娘が会いたいという時だけ、保健室に友達が来てくれて、遊んでくれたりしました。

子供の状態

子供の状態というのは、「親が子供を保健室登校でも連れてくるのが大変」「保健室登校を楽しみに来ている」「来たくなくてわざと遅刻してます。」など、子供の心理状況を常に伝えておくことです。

でないと、子供の心理状況にそぐわない対応をされたりしてしまうので。

娘の場合、行くときは凄く落ち込んでいる様子で帰る時間になると足取りが全然違いました。

今思うと行きたくなかったんだなと。

保健室登校は何をするのか

クエスチョンマーク

保健室登校は何をするのかですが、これも学校によりますので、娘の場合を書いていきます。

養護教諭が見てくれた

保健室登校中は、養護教諭が見てくれました。

ここで、子供と養護教諭の相性も大事になってきます。

運よく、うちの娘と養護教諭の相性が良く喜んで行ってくれていたので助かりました。

もしも、養護教諭と子供が合わなければ保健室登校はさせていませんでした。

たまに、手の空いた他の先生が様子を見に来て相手をしてくれたりしていました。

担任の対応について

保健室登校中の担任の対応ですが、保健室に登校すると1回は顔を出してくれて娘の様子を見に来てくれる感じでした。

娘の調子がいい時は、クラスの子を一緒に連れてきてくれたり、休み時間に娘を教室へ連れて行ってくれたりしました。

その他にも宿題のプリントなど提出物を直接担任に手渡ししたりしました。

丸つけが終わったプリントを返してもらったり、予定帳の記入を促されたり。

担任から個別で勉強を教わることはありませんでした。

※後半は、上のようにはいかなくなっていましたが。。。。。(担任が怖いため)

過ごし方

保健室登校中の過ごし方はこんな感じでした。

  • 折り紙で遊ぶ
  • 絵を書いて遊ぶ
  • 育てている植物にに水やり
  • 休み時間に友達と遊ぶ
  • テストをする
  • プリントをする

娘の場合、滞在時間は2時間もないくらいでした。

保健室登校し始めは、折り紙で遊ぶだけでしたが、途中からテストやプリントをするようになりました。

1週間程するとクラスのお友達が娘の所に顔を出してくれて、休み時間に一緒に校庭で遊ぶこともできるようになっていました。

保健室登校から教室復帰はできるか

保健室登校から教室復帰はできるかですが、とにかくも学校も焦ってはいけません。

娘が保健室登校を初めて2か月ほどになりましたが、今の所教室復帰はできていません。

保健室も行きたくないとなる時期もあり、そんな時は休ませています。

子供に無理強いはいけないし逆効果です。

ですが、長い目で見ていけばいつかは教室復帰できるだろうと思っています。

なるべく子供の意向に沿う形で学校で過ごせるよう、学校側と相談されるのがおすすめです。

通知表など成績はどうなる

保健室登校していても、実際に教室で授業が受けられていた時を参考に通知表を付けていただきました。

担任や学校によるかと思いますが、娘の場合は可もなく不可もなくといった感じでした。

娘はまだ小学2年生でしたので、通知表は期待もしませんが。

保健室登校は迷惑か

保健室登校は自分の娘だけ特別扱いされている気がして、しかも先生にも負担になるし迷惑だよなとすごく感じていました。

ですが、学校からは遠慮なく来てくださいと言ってもらえ、気が軽くなりました。

娘の気持ちを優先させて、学校にも甘えてしまっています。

まとめ

小学2年生の娘の保健室登校から感じた事を書かせていただきました。

保健室登校は、学校との連携がかなり重要となってきます。

私も学校とのコミュニケーションが少し足りなかったかもと少し反省しています。

ですが、一つ言えることは「子供が望まなければ保健室登校もさせないほうが良い」です。

少しでも「行ってみようかな」と言うようなら行かせてみるという風にされるといいです。

無理に行かせても何にもならないような気がします。

娘の不登校は長い目で見るしかありません。

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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mommyの視点

このブログを書いている人

みさ姫

夫と小学生2人と暮らしています。
夫の転勤で大阪に2年、三重に10年住んだのち、現在は神奈川に在住。
家にいながら「何かをしたい!」という思いから4年前にブログを始めました。
生活・子育てに役立つ情報中心に発信しています。
旅行や食べることも大好きなので、レビューなど書いていきます。

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