去年の夏、突然滝が見たくなり南伊勢にある切原の白滝へ行ってきました。
南伊勢では比較的知られている観光スポットなのですが、まさに「こういう所を秘境っていうんだな。」という印象でした。
というか、行くまでがアドベンチャーで驚きました。
早速ご紹介したいと思います。
切原の白滝への行き方
南伊勢へは伊勢市内から車で一時間弱で行けます。伊勢方面から行くときはナビでは度会町の方から行く169号線⇒719号線⇒169号線を案内されました。
すると南伊勢町の海沿いに出ますので、そこから20分ほどで到着です。
【切原の白滝 住所】
〒516-0102 三重県度会郡南伊勢町切原
南伊勢町の切原の住宅街を抜けると山道に入っていきます。滝まで山道を通っていくわけなのですが。。。。「山道がアドベンチャー」だった訳です。
山道は1km程の距離で、時間にして10分ほどです。とにかく細い道が続きます。細いのはまだいいにしろ、すぐ横が崖。ガードレールとかありません。
運転に比較的自信がある夫が運転していたのですが、「これ、対向車きたらどうするの?」と心配するくらい細い道でした。幸い対向車と遭遇することなく済みましたが。。。。
写真だと伝わりにくいですが実際車で走ると怖いです。怖さを紛らわすために「木が生えているから、落ちても木に引っ掛かるんじゃない。」とか冗談を言いながら走っていきました。
・・・・が、息子は怖くて泣いていました。
山道の途中分かれ道があるのですが、「白滝⇒」と行き先が書いてある看板が立っていますので、それを見ていけばちゃんとたどり着くことができます。
こんなにスリルのある山道は初めてでした。私はこういうの苦手でしたが、夫は楽しそうでした。アドベンチャー好きな方やスリルを味わいたい方には丁度よいかもです。
滝までは山道、くれぐれも気を付けて行かれてください。運転に自信のない方はおすすめしません。
駐車場について
駐車場はないので、白滝って石造のすぐ後ろに、少し広くなったスペースがあるのでそちらに停めました。ここは2台くらいなら停められそうでした。停めるときもガードレールがないので注意してくださいね。
車のすぐ横は崖になっています。気を付けて駐車してください。アクセルとブレーキを踏み間違えたら確実に落下します。
白滝の横に矢印がある看板の横の道を通って1分くらい歩くと滝が見えてきます。
この道は足場が悪いので、歩きやすいスニーカーなどで行かれるのが良いかと思います。
下っていくとこんな風に滝が見えてきました。神秘的な雰囲気です。
切原の白滝は神秘的な雰囲気
切原の白滝は山の中にあります。滝の周りは台風かなにかで倒れた木や枝などがそのまま折り重なっていて、いい意味で自然そのままです。
高い木がそびえ立っているせいか外の世界と切り離された感覚、そして「今にでも動物が出現しそうな雰囲気。」にビビってしまうのでした。来てすぐもう帰りたいなー。と思う私。
ハッキリいって「不気味」な雰囲気があり霊感はないけれど何かを感じる。
滝壺で水遊びできたり?なんて子供に水着を着させて淡い期待を抱いていったのですが、滝の横に不動尊が祀られていたのもあってかとてもじゃないけどそんな事はできませんでした。
「滝で水遊びだー!」と言って連れて行った手前、子供は残念がっていたのでこの後、伊勢神宮内宮近くの五十鈴川で川遊びをさせました。
詳しくは「夏は五十鈴川で川遊び!子供も安心して遊べて涼むのに最適!」に書いてあります。
私たちが行ったときは、地元の人らしきご夫婦が2人いましたが、帰ってしまったら私たちだけで観光客はほとんどいません。
周辺は本当に静かで、音といったら滝の流れる音だけ。「人のいない場所に行って癒されたい」という人にもってこいの場所です。
滝の向かいにベンチが置いてあるのですが、そこに座ると冷たい風が当たって涼しいのでひと休み。
なんでか分かりませんがここは、神秘的でもあるけど不気味な雰囲気もあり、早く抜け出したいという気持ちにもなりました。不思議です。
滝自体の高さはそこまであるわけではなく、全体的にこじんまりとしていました。水の勢いはあって「ザーッ」という音が鳴り響いていました。
滝つぼへ勢いよく流れ落ちます。
滝つぼの水は、透明で綺麗でした。水は冷たかったです。
こちらは滝の向かいの景色です。森の中?というか山の中です。
水は滝つぼからこちらに流れていきます。水はほとんどないですね。ちょろちょろと流れてました。
滝のすぐ横に岩場がありこちらも迫力がありました。
上を見ると木で空が隠れてしまいます。森林浴ですね。涼しいわけです。
最後に
突如思い立って滝を見に行ったわけですが、本当に行くまでが怖かったです。切原の白滝は森の中というか山の中にあります。なので車では山道を走らないといけません。
良く言えば、たどり着くまでの山道ではアドベンチャーな気分を味わえます。
人がほとんどいませんので静かに自然と触れ合いたい方におすすめです。滝は神秘的で不気味でもあります。
とはいってもマイナスイオンをたっぷり浴びてきました。
山道は細くてガードレールがありませんので、車で行かれる方はくれぐれも気を付けてください。
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