「お食い初めをするので、関西のやり方を知りたい!」という方のために。。。
ここでは関西のお食い初めのメニュー、やり方、食べさせ方の順番をご紹介いたします。
息子のお食い初めの時は大阪に在住、夫の実家が大阪でしたので関西のやり方でやりました。
我が家のお食い初めのメニューも載せていますので、これからお食い初めをされる方に少しでも参考になれば嬉しいです。
お食い初めのメニューは一汁三菜が基本
お食い初めのメニューは一汁三菜を基本に考えます。
関西では歯固めの石を「タコ」にします。
夫の親戚中から当たり前のように「タコ!!」と言われました。
さらに関西の一部の地域では「鯛」ではなく「ホウボウ」という縁起の良いお魚で用意したりします。
我が家は「鯛」にしましたが、「鯛?ホウボウ?」と不安であれば祖父母に聞いてみたり、お家のしきたりや、代々のやり方に沿ってやれば問題ないです。(祖父母に相談すれば円満ということで。)
ですが・・・あまり「この通りにしなきゃ!」とプレッシャーに考える必要もありません。
後ほど紹介している我が家のメニューを参考にしてください。
赤飯
お赤飯は邪気を払ったり魔よけの意味があり、子供が病気や災難に合うことなく成長できますようにという意味が込められています。
お吸い物
お吸い物には吸う力が付くようにという意味が込められています。
お吸い物に入れる物はハマグリや季節の野菜、キノコなどです。
ハマグリは二枚貝なので将来「良い伴侶に恵まれますように」という意味があります。
煮物・焼き魚・香の物
煮物は季節の食材などを使って作るとよいでしょう。
迷ったら「筑前煮」がおすすめです。
「お正月の煮もの」を想像していただければと。
縁起が良いとされる食材(里いも・レンコン・ごぼう・椎茸・人参・くわい)などを使って作ります。
尾頭付きの鯛の塩焼きは、祝いの席ではいただく事が多いですね。鯛は見た目は赤、身が白で「赤白」が連想されることからめでたいとされています。
香の物は季節の野菜などを漬けた物などです。
歯固め用のタコ(石)
関西地方では歯固め用の石の代わりに「タコ」が使われます。
タコにはこのような思いが込められています。
我が家ではスーパーで売っていた蒸しダコをそのまま出しました。
余裕があれば、食べやすく煮物にしたり、酢の物にして出すのもよいですね。
お食い初めのやり方と食べさせる順番
お食い初めは参加している一番の年長者が赤ちゃんを膝に乗せて赤ちゃんの口元に食べ物を持っていく真似をさせます。
食べさせる真似をする人を「養い親」と呼びます。
祖父母が参加していたら、下のように同性同士でやります。
ですが、、、
慣れない赤ちゃんを抱っこして1人で膝に乗せて食べ物を持っていくのは大変ですので、皆で協力して楽しくできるのが一番いいですね。
口の中に食べ物は入れないよう気を付けてください。あくまで「食べさせるマネをさせる」です。
赤ちゃんの口元に食べ物を持ってきて、唇にチョンとつけたり、付けないで真似だけさせる場合もあります。
うちは唇にチョンとつけましたが、アレルギーなど気にされる場合は唇などには触れないほうが安心です。
基本の食べさせる順番です。
【1~3を3回繰り返す】
1,お赤飯→お吸い物→お赤飯
2,魚
3,お赤飯→お吸い物
煮物や香の物は食べさせない場合もありますが、食べさせたい場合は下のようにします。
【1~7を3回繰り返す】
1,お赤飯→お吸い物→お赤飯
2,魚
3,お赤飯→お吸い物→お赤飯
4,煮物
5,お赤飯→お吸い物→お赤飯
6,香の物
7,お赤飯→お吸い物
煮物や香の物は省いてもOKです。
上の順番に食べさせたら、次は歯固め用のタコを食べさせるマネをします。
赤ちゃんが嫌がって泣いてしまっては意味もないので、機嫌を見つつできる範囲でやるのが良いです。
関西の自宅でやった我が家のお食い初めをご紹介

我が家は息子の生後102日目の夜7時から開催しました。
関西でのお食い初め、他県との違いが気になるところですが、我が家では歯固め用の「石」を「タコ」にしたくらいです。
こんな感じです。

正式なやり方を頭に入れつつ、それに近づけようとしましたが完璧には出来ていません。でも満足はしています。
上の写真のように一部でもお食い初め用の食器が入ると、お食い初めらしくなります。
下の食器なら楽天で人気で比較的お安く手に入ります。(男の子用と女の子用があります。)
お椀が赤いのが男の子用。
お椀が黒いのが女の子用です。
上のようなセットだと、ちょっと本格的になりますね。
あまり完璧を求めると大変なので、家族が納得できるやり方でできるのが一番かと思います。
赤ちゃんに一通り食べさす真似をしたら、後は大人がいただきます。
我が家はケーキまで用意してワイワイと楽しみました。
手間を省きたいならお食い初め膳の通販利用もあり!
自宅でお食い初めをやりたいけど作るのがやっぱり億劫に感じる方は、お食い初め膳の通販もあります。
お祝い膳.comは累計販売個数130,000セットを超え、下のようなバラエティー豊かなお食い初め膳が用意されています。
メニューもいくつか用意されていて予算に応じて選べます。
平均で8,000円~のセットが多いですが、5,000円以下のセットもありました。
必要に応じて「鯛の姿焼き」の大きさを選べたり、「お赤飯」や「お吸い物」は人数分追加で注文できるのが嬉しいです。
>>お祝い膳.com公式サイトをみてみるまとめ
関西地方でのお食い初めのやり方や順番を書かせていただきました。
関西の中でも違いがあるかと思いますので、その家のやり方に沿ってやるのがよいのかなと思います。
祖父母を招待したりする場合は、お互いに嫌な思いをするのも嫌ですし、心配であれば前もって祖父母などに確認しておくとよいです。
我が家では、歯固め用の「石」を「タコ」に代えただけです。
あまり難しく考えず、赤ちゃんのご機嫌を見ながらみんなで楽しくできるのが一番ですね。
素敵なお食い初めができますように・・・・
この記事が少しでも参考になると嬉しいです。
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