2人育児って、想像以上に大変ですよね。毎日どんなスケジュールで過ごしたらいいのか、楽な方法はあるのか。。。などなどいろいろ考えてしまうのが、2人目が産まれたばかりの時ではないでしょうか。
私に2人目となる娘が産まれた時は、2歳の息子がいました。0歳と2歳で2歳差育児になるんですけれども。。。
上の子は2歳といえどまだ赤ちゃん。イヤイヤ期真っ只中の赤ちゃんと、0歳の産まれたてのふにゃふにゃの赤ちゃん2人を同時に見るって超~激務!!そんな中、毎日自分がいかに疲れないよう過ごせるかに重点を置いて過ごしてきました。
当時わたしは専業主婦で、平日夫は仕事で忙しく朝早く出勤、夜遅い帰宅。顔を合わせることすらありませんでした。
さらに、わたしと夫の親は遠方で身内に手を借りることはできずで、いわゆるワンオペ育児をしていたわけです。
ワンオペ育児って大変なんですけど、逆に誰にも邪魔されず自分のペースでできたのでこれはこれでよかったです。
子供たちが0歳、2歳だった時の一日のスケジュールを振り返ってみました。
わたしが毎日できるだけ負担を少なくする為にこだわっていた5つのこともご紹介しますので、参考になれば嬉しいです。
ワンオペ2人育児、一日のスケジュール
特別なことはしているつもりはないのですが、子供が愚図ったり泣いたりで何事もスムーズに進みません。スケジュールはあってないようなものです。
2人のおむつ替えは「常に」なので下記には入れていません。注目していただきたいのが、夕食の時間と就寝時間です。19:00~19:30には二人とも寝ていました。
この時間に寝かせるためには夕食の時間は17:00。早すぎですね。子供が産まれる前は考えられない時間です。
7:30~8:00 洗濯機をまわす・朝食作り
8:00~8:30 下の子起床・朝食・授乳
8:30~10:00 朝食片付け・洗濯物を干す・お風呂掃除
10:00~12:00 外遊び(雨ならお家遊び)・授乳
12:00~12:30 昼食作り
12:30~13:00 授乳・昼食
13:00~13:30 昼食片付け
13:30~16:00 下の子・上の子昼寝
上の子おやつ
洗濯物を取り込む
授乳
16:00~17:00 夕食作り
17:00~17:30 夕食・授乳
17:30~18:00 夕食片付け・歯磨き
18:00~19:00 お風呂
19:00~19:30 授乳・寝かしつけ
22:00 上の子の夜泣きと向き合う
24:00と3:00 下の子の授乳
2人目娘が産まれたと同時に上の子の夜泣きがスタート。毎日22時前後に1時間ほどギャン泣きです。何をしてもおさまらず、見守る事しかできませんでした。
これは辛かった。。精神的に参るんです。
これも4か月ほどでなくなりましたが、突然妹が現れて上の子にもストレスがかかっていたのかもしれません。

2人目が産まれると生活リズムは変わるのか
1人目のときも2人目の時も基本的に生活リズムは変わらず上で書いたスケジュールの流れでした。
上の子の事を考えると今までしてきてあげた通りにすることで、ストレスも減るのかなと思い、なるべく1人だったころと同じにしてあげるようにしました。
ただ、上の子と下の子が一緒に昼寝してくれるといいんですけど、なかなか重ならない。
しかも上の子が昼寝しない!!って日が多くなってきます。
恐ろしい・・・・
よって日中は自分の時間が取りづらくなってきます。
ママの負担を少なくするポイント5つ
2人のお世話に手こずりながらも、とにかくわたしが疲れないよう過ごすためにこだわったこと5つは・・・
・生活リズムを作る
・家で子供と遊ぶときは集中的に相手をする
・お風呂と寝かしつけは2人同時にこなす
・ご飯が作れないときは手抜き
でした。以下で詳しくご説明します。
1、就寝時間は早めに設定
夜遅くなれば遅くなるほど人間は疲れが出てくるので、わたしが元気なうちに夕飯やお風呂を済ませさっと子供を寝かせれば体力的にも余裕ができました。
子供達の就寝時間は19:00~19:30です。夕飯の時間は17:00。そうすると夕飯の準備は16:00頃からスタートします。このスケジュールにすると午後があっという間に終わっていきます。
赤ちゃんを育てていると夜中に授乳で最低でも一回は起こされるため細切れ睡眠になり「朝起きても寝た気がしない、朝なのに疲れている」という状況。
ママは「良質な睡眠」からは程遠いわけです。
わたしは睡眠をたっぷりとらないとダメなタイプで子供の寝かしつけとともに一緒に寝てしまう事が多かったです。という訳で、かなりの長時間睡眠を取っていました。
育児はママの体力勝負。まずは十分な睡眠をとり体力を保ち続けることが大事だと思いました。睡眠がちゃんと取れていると、イライラする回数も少なくなるので子供の為にもそうしていました。
2、生活リズムを作る
上の子がずっと家ではもたなかったので一日一回は外出するようにしていました。
午前中は外出、午後はお家でゆっくりという生活リズムを作っていました。
午前中に外出するってけっこう大変なんですけど、家事を猛スピードで終え10時目標でおでかけ。
おでかけ先はおもに・・・
・子育て支援センター
でした。
天気が良ければ公園へ連れて行きました。わたしは子供が楽しそうに遊んでいる姿を眺めていればいいだけなのでお家にいるよりも楽に過ごせました。
夏場は公園は難しいので、子育て支援センターで遊ばせていました。
試しに午後に外出というパターンも試したことがありますが、疲れてしまってわたしには向いていませんでした。
午前中公園で身体を動かして疲れるのか、家に帰る途中や昼食後に昼寝してくれることも。上の子と下の子の昼寝が重なれば天国です。
エネルギーを発散させるのって大事なんですね。午後は大人しくDVDを観たり、おもちゃ遊びなどして過ごしてくれるので助かりました。
午前中は外で活動、午後は家でゆっくりという生活リズムをなるべく崩さないようにしていました。
下の子は3か月で公園デビューしていました。2人育児では上の子優先に生活していたので下の子は抱っこ紐に入れて連れて行っていました。「こんなに小さいのにかわいそうに。」とも言われたこともあります。
でもそれぞれの家庭の事情がありますのでしょうがない事です。こうやって下の子はたくましく育つんですね。
3、家で子供と遊ぶときは集中的に相手をする
家にいると子供に「一緒におままごとして~」とか、「一緒にブロック作ろう」とお呼びがかかりますよね。わたしはこれが苦手でどうしようもなく、長い時間は相手をできませんでした。
でも集中的に(30分から1時間くらい)本気で相手をしてあげて遊んであげると短時間でも子供は満足してくれるようで、その後は1人で遊んでくれるんです。
その間私はひっそりと自分の時間を過ごすことができました。もし、ずーっと子供の相手をしていたのでは身が持たなかったと思います。
4、お風呂・寝かしつけは同時にこなした
これは2人同時が楽だったからです。お風呂だったら子供を別々に入れたり自分だけ後から入るとか、同じ行動を2回するって疲れました。倍の時間を使っている気がして別々になどできませんでした。お風呂も寝かしつけも2人同時にすれば時間短縮にもなります。
1、下の子は服を脱がせて寒くない様タオルに包んで脱衣所で待っていてもらいます。(おもちゃを持たせたりして遊んでてもらう)
2、上の子とわたしが洗います。
3、上の子を湯船に入れて遊ばせ、脱衣所から下の子を連れてきて、下の子を洗います。
4、わたしと下の子が湯船に加わり三人で温まります。
5、三人同時に上がって着替えです。
1、まず寝室に2人連れていきわたしは座って下の子を授乳。(その間上の子はゴロゴロしています。)
2、下の子は授乳すると寝るので寝たら布団に置きます。(下の子が授乳で寝ない場合は下の子を抱きながら上の子の背中や足のツボを押してあげます。)
3、上の子にツボ押しをしてあげる。→そのうち上の子が寝る。
4、わたしも寝落ち。起きられたら起きる。
下の子は授乳と同時に寝てくれるので割と楽でした。
上の子は肌が触れ合っていると安心するようですし、ツボ押しが効くみたいで、びっくりするくらいすぐに寝てくれますよ。「足の裏」や「背中」のツボを押してあげていました。ツボ押しは寝つきが悪くて困っている方はぜひ試してみてください。おすすめです。
<追記>
子供がなかなか寝なくて困ってる方は、世界中で売れていてイギリス、アメリカなどでアマゾン総合一位を獲得した「おやすみロジャー」という絵本もおすすめです。

5、ご飯が作れないときは手抜き
赤ちゃんを育てていた頃のご飯作りは本当に大変でした。愚図りをあやしながら料理したり。。。
料理を作り終えた時にはゲッソリです。
言い方悪いけど料理は適当でいいんです。ご飯作れない時はスーパーで買ってきたお惣菜だっていいんです。
ただ、わたしはお惣菜が苦手なのと週一しか買い物に行かないのもあり、食事にお惣菜を出すとかはできませんでした。
何か作れる時は大量に作って冷凍しておいて、作れない日はそれを出すという方法もおすすめです。
もし昼ご飯でチャーハンを作らなければいけなかったら、チャーハンを普段の倍くらい作って小分けにして冷凍です。
チャーハンって何気に栄養も取れて簡単に作れる素晴らしい料理なんです。それでいて子供は大好きなので喜んで食べてくれる。大量に作って冷凍しておけば、レンジでチンしていつでも食べられます。このころ「チャーハン様」にかなり助けられました。
それとカレーや煮物などの2日目も美味しい料理は、たくさん作って2日連続で食べたり、冷凍もできるのでおすすめです。
そんな風に大量に作った日に冷凍しておいたものは本当に役に立ちました。
昼ごはんは、ほぼ前日の夜ごはんの残りをチンしていただいていました。昼ごはんのメニューを考える必要もないしとても楽です。
「ご飯を作るのが嫌で嫌でしょうがない!でも手作りを食べさせたい!どうしたらいいの?」っていうママに本屋さんで料理研究家の土井善晴さんが書いた「一汁一菜でよいという提案」という本を見つけました。
なんと食事は「具だくさんのみそ汁とご飯だけで十分」という内容なんですが、みそ汁のレシピも載っています。読むと気が楽になりますよ。
うちでも具だくさんのみそ汁とご飯だけっていう日もありますが、罪悪感がなくなりました。
ただ、これを実行するには旦那様のご理解とご協力も必要になりますね、、、、旦那様の不在の日にやってみるとかですかね。とにかく食事は毎日完璧でなくていいんだなと思わせてくれる本です。
夫が休みの時にしたことと、してくれたこと
夫が休みの日は、とにかく平日にできない事をする日でした。夫が休みの日は家族で出かけることが多かったので、上で書いたスケジュールとは変わってきます。
・食料品・生活用品を1週間分買いだめ
・部屋の掃除

子供と遊んでもらう
これが一番助かりました。平日の子供の相手はいつもわたし。休みの日に夫が子供の相手をしてくれるだけで身体が休まりました。時には子供と離れることも大切です。夫がいるとわたしも気が抜けてホッとする時でした。
食料品・生活用品を1週間分買いだめ
食材や生活用品の買い物は夫が休みの時にしていました。わたし1人で子供2人を連れてスーパーに行くと上の子が走り回ってしまって、買い物どころではなくなるのです。もう、買い物をしている時間よりも上の子を追いかけまわす時間の方が多くて。げっそり疲れて帰ってくるという始末。。。
食材は1週間分買ってしまえば、しばらく買い物に行かなくていいのである意味楽ですよ。
部屋の掃除
ワンオペで二人育児をしていると掃除機とか部屋の片づけまで手がまわらないんです。「あれ~?1週間くらい掃除機かけてないかも!!」ってなるんですよ。
子供と一緒に寝ちゃうしで、「おもちゃも片付けてな~い。」ともう部屋はカオス状態。
そんなもんで夫が見るに見かねてやってくれました。ですが掃除くらい後回しでもいいですよね。
ママに合ったスケジュールで過ごすのが大事
2人育児って想像以上に大変です。体力がかなり必要とされるので、体力温存をおすすめします。結局のところママの身体第一で負担を少なくして過ごすのが良いのかなと思います。
もう、ほんとうに赤ちゃん2人を子育て中に家事に完璧を求めたらいけません!!(キリッ)
人によって、同じ事をするにも楽と感じたり大変と感じたりするものだと思うので、わたしの紹介したこと以外にも色々と試されてみるのも良いかと思います。
今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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