三重県南部の秘湯温泉、熊野にある湯ノ口温泉に家族で行ってきました。
この時熊野に観光へ来ていたのですが「温泉入って帰りたいねー」となり、持ってきていた三重の雑誌「simple」で紹介されていたのでいい所に違いないという予感は当たりました。
湯ノ口温泉は山に囲まれているので、車から降りた途端森林の香りで癒されるし温泉は最高でした。
早速、湯ノ口温泉のアクセス方法、料金や営業時間、日帰り入浴をした感想を書いていきます。
湯ノ口温泉へのアクセス方法
湯ノ口温泉は深い山の中にあります。この山の中にあるのがポイント高いって感じなのですが、道によってはたどり着くまでがアドベンチャー。
私達は北山川沿いの道から行ったのですが、道幅が細く対向車が来るとヒヤッとします。この道は2キロ程なのですが長く感じました。
行きは対向車は来なかったのですが、帰りに1台とすれ違いました。すれ違うとなると、もう道ギリギリです。
この北山川沿いは数十メートル下の川を見下ろして走っていくのですが、ここを通るだけでも大自然を体感できます。
「熊野の自然って素晴らしい!」と何度も口にしてしまいました。
【湯ノ口温泉 地図】
〒519-5416 三重県熊野市紀和町湯ノ口10
TEL:0597-97-1126
ホテル瀞流荘と湯ノ口温泉を結ぶトロッコ電車
先ほどの狭い道を車で通りたくないという方は、ホテル瀞流荘からトロッコに乗って湯ノ口温泉まで向かうという方法もあります。
【ホテル瀞流荘】
〒519-5417 三重県熊野市紀和町小川口158
TEL:0597-97-1180
ホテル瀞流荘と湯ノ口温泉は車で3キロ程の距離ですが、トロッコは山を抜けていくので1キロ程のトンネルを10分程走ります。子供も喜びそうですね。
【トロッコ料金】
大人往復550円
子供往復280円【湯ノ口温泉入浴券付き往復券】
大人880円
子供440円トロッコの運行は1時間に1本あるかないかです。時間に余裕があれば利用してみるのもありですね。
参考URL:ホテル瀞流荘HP(トロッコ電車)
湯ノ口温泉の駐車場
湯ノ口温泉入り口です。ここを右折します。
橋を渡り右手に見えるのが湯ノ口温泉。左に行くとコテージやロッジなど宿泊施設があります。
玄関を通り過ぎて奥が駐車場です。
こちら駐車場で広々としていました。
通行止めについて
2020年1月9日~2月29日まで清流荘~湯ノ口温泉まで工事のため通行止めになっています。
迂回路があるそうで、先日私もこの前迂回路から行きましたが20分程で到着しました。
2020年3月3日追記:工事が終了し、3月1日より通常の道で行くことができるようです。
詳しくは湯ノ口温泉Facebookに載っています。
なお、2月29日を過ぎても工事が伸びる場合もありますので心配な方は湯ノ口温泉まで電話で確認されるのをおすすめします。
湯ノ口温泉TEL:0597-97-1126
湯ノ口温泉の料金・営業時間
【営業時間】
9:00~21:00【入浴料金】
大人550円
子供(3歳~12歳)280円
回数券13枚5500円【貸切風呂】
60分:上記入浴料金+1100円引用:湯ノ口温泉HP
・日曜日は料金が子供のみ無料
・毎月26日は風呂の日で入浴料は大人子供とも半額
・JAF会員は会員カードを見せると、大人のみ100円引
私達が行った時はたまたま日曜日。
「日曜日子供無料」&「JAF会員カード大人100円引き」の2つの割引を適用。
・子供0円
・大人1人450円×2=900円で入浴できました。
何も知らずに来た私たちにとって、運がいいラッキーな一日でした。
熊野 湯ノ口温泉に日帰り入浴した感想
熊野の山奥にあるくらいだから、古い温泉なのかな~なんて思いながら行ったら想像と違いました。
どうやら2015年にリニューアルしたようで、新しくてとっても綺麗な温泉でした。
「こんな山奥にこんなきれいな温泉があるんだ」とビックリ仰天。
この雰囲気、ワクワクしませんか?素敵です。
玄関を入ると左手に受付があり、こちらでお会計を済ませてから入浴します。
受付を奥に進むと休憩所です。天井は高くて木のぬくもりが感じられます。
右が女湯。休憩所には畳もあり、これは寛げます。
左が男湯でした。
こちら休憩所からガラス越しに見たお庭です。
その奥には・・・・
デデ~ン!杉の木でしょうか?こんな至近距離にこれだけの木が生い茂っているのはなかなか見られません。
温泉に入る前から、大自然の景色に感動しっぱなしで、、、
とりあえず本題の温泉に入ってきます。
源泉かけ流し 加温・加水は一切なしで温泉好きにはたまらない
温泉が好きな方は、「源泉かけ流し」に反応する方は多いのではないでしょうか。
この響きいいですよね。私も「源泉かけ流し」大好きです。
湯ノ口温泉は源泉かけ流し、しかも加温・加水は一切してないので泉質は抜群です。
2015年の東海じゃらん「日帰り温泉ランキング」では2位を獲得しているそうです。
お湯をよく見ると茶色っぽい「湯の花」がふよふよ浮いています。この「ふよふよ」結構浮いていてビックリします。
湯の花は鉄分が多いことで茶色になるそうです。ここで私は「本物の温泉に来たー」ってテンションアップ。
湯ノ口温泉は内湯が一つと露天風呂には、普通に温まる温泉が一つ、寝湯、立ち湯の三種類がありました。
肝心の温泉は写真が撮れなかったので画像はお借りしました。
出展:湯ノ口温泉HP
気温が高かったせいもありますが内湯は温度が高めで入れませんでした。身体を洗ったら露天風呂へ直行。露天風呂は内湯より少し温度が低かったので、長く入ることができました。
私が行ったのは6月の暑い日でしたが季節によって温泉の温度の感じ方は変わってくるかと思います。
露天風呂のすぐ横は杉の木の生い茂っていて、木の香りがしてきます。溢れだした温泉はちょろちょろと音を立てながら温泉の外へと流れていきます。
森林の香りと温泉の流れる音、もう心地よすぎて帰りたくなくなりました。
日曜日の15時頃お邪魔しましたが、私達のみで貸切状態でした。人が少ないというのもポイント高いです。
次の日子供たちが学校だったのであまりゆっくりはしていられず、早めに帰りましたが次回ゆっくりとまた入りに来たいと思える温泉でした。
アメニティーについて
浴室にはシャンプーとボディーソープのみ置いてありました。リンスがないので髪の毛きしみます。自前のシャンプーリンス―を持っていかれるのをおすすめします。脱衣所にはドライヤーがいくつか置いてあるので髪を乾かすのは問題ありません。
それとタオルも忘れずに。ない場合は売店で購入できます。
温泉からあがったら売店で飲み物を買ってのんびり
温泉からあがったら売店にある飲み物や軽食を買ってゆっくりすることもできます。
ジュースやお茶、アイスもありました。うちの子供たちはいつもここのアイスを食べるのが楽しみのようです。
自販機もありますので、飲み物の心配はありません。温泉に入ると喉が渇きますのでありがたいです。
コーヒーまで淹れられます。こちらはホットのみです。
スナック菓子もあって子供は喜びました。
レトルトカレーやみそ汁、缶詰までおいてあります。美味しそうなお茶の葉も売っていました。
お土産もなりそうなものも売っていました。
お食事はホテル瀞流荘でできます
湯ノ口温泉には食事をする場所がありませんが、すぐ近くのホテル瀞流荘の中の「レストラン瀞蘭」が利用できるそうです。温泉の帰り道に寄れるのが嬉しいですね。
【営業時間】
ランチ 11:00~14:30(ラストオーダー14:00)
ディナー 18:00~20:30(ラストオーダー20:00)参考URL:ホテル瀞流荘HP
【ホテル瀞流荘】
〒519-5417 三重県熊野市紀和町小川口158
TEL:0597-97-1180
バンガローやロッジ、コテージにも泊まれる
宿泊施設もあり2015年の新築です。湯治場としてバンガローがおすすめなんだそう。
家族で泊まるならバンガローかなって思います。料金もお得ですしね。
【バンガロー】ロフト・キッチン・トイレ付 6畳
1泊1棟寝具3セット(入浴付き)9,800円
4名から寝具追加2,300円【ロッジ】共同炊事場・10畳+4.5畳 バス・トイレ付
1部屋2名(入浴付き)12,300円
1部屋3~5名(入浴付き)16,300円
6名以上 1名に付き(入浴付き)3,300円【コテージ】炊事場・暖炉 シャワー・トイレ付
一棟(入浴寝具10セット付)27,800円
11名以上寝具追加2,300円
11名以上寝具なし1,200円参考URL:湯ノ口温泉HP
まとめ
いかがでしたか。湯ノ口温泉の感想を一言でいうと「すごく良かった」です。
泉質が本当に良くて、その後何日間かお肌がツルツルでした。
綺麗な施設の温泉は都会でも良く見かけますね。湯ノ口温泉のいい所は、山奥という環境と源泉かけ流しという泉質です。森林の香りに包まれながら入る露天風呂は格別でした。
ぜひ皆さんも、熊野の秘湯へ足を運んでみてください。
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