メルカリを始めたばかりですと不要品を出品する際、どれくらいの値段で出したらいいのか分からないこともありますよね。
高い値段で出したいところですが、高ければ高いで売れないし、安く売れば利益は残らないしで、値段設定は一番悩むところかもしれません。
まだメルカリ歴1年の私ですが50品ほど売却してみて分かった、売れやすい値段の決め方をお伝えしたいと思います。
メルカリを始めたばかりで、値段の付け方で悩まれている方に少しでも参考になれば嬉しいです。
値段の決め方 準備編
まず、値段を決める際に準備しておかなければいけないことがあります。
それは・・・
・相場を調べる
この二つです。
送料を決める
メルカリで出品する際は送料別もできるのですが、送料込みが値段も明確になり売りやすいとされています。実際に出品されている方達を見てみてもほとんどの方が送料込みで出品されています。
なので送料込みで出品するなら送料が決まらない限り値段も決められないと思っています。
メルカリでの発送方法ですが・・・
・ゆうゆうメルカリ便(郵便局)
・普通郵便(定形・定形外)
・ゆうメール
・レターパック
・クロネコヤマト
・ゆうパック
・クリックポスト
・ゆうパケット
・未定
このように沢山あります。
ちなみに上記以外の方法で(佐川急便など)発送される場合は「未定」を選択して発送すれば問題ありません。
上記配送料金についてはメルカリガイドに詳しく書いてあります。
この中から発送方法を決め、送料を確定させます。
おすすめは、「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」です。補償はありますし、匿名配送、宛名書き不要、送料も安いとメリットが沢山あります。
らくらくメルカリ便、ゆうゆうメルカリ便どちらも同じくらい便利で、家から営業所への持っていきやすさで決めるとよいかと思います。らくらくメルカリ便(ネコポス以外)でしたら自宅まで集荷もしてくれます。
出品したい商品の相場を調べる
メルカリガイドには以下のようなアドバイスがあります。
新品、未使用品の場合は定価の60%~80%の値段をつけてみましょう。
未使用に近かったり、汚れがない場合は定価の30%~60%の値段をつけてみましょう。
使用感、汚れが目立つ場合は定価の20%~40%の値段をつけてみましょう。
引用:メルカリガイド
ですがこちらはあまり参考にしたことはありません。
私がしているのはメルカリで実際に売れた相場を調べることです。
「相場を調べる」ということが値段を決めるうえでかなり重要になってきます。
メルカリでは商品を出品しているだけでは手数料はかかりません。売れた時に販売手数料として売り上げの10%が引かれます。
というイメージです。
「利益」も重要ですが、いくらこの金額で売りたいと思っても相場よりも高すぎてしまえば売れないものです。
言い換えれば、大抵のものは相場で売れるんです。
なので、まず売りたい商品の相場を調べます。
メルカリのアプリを開きます。
メルカリのホームボタンから売りたい商品を検索窓に打ち込んで検索してみます。
ここでは「こえだちゃん 木のおうち」で検索してみます。
すると売れたものと現在出品中の物が一緒に出てきます。
ちなみに「SOLD」が沢山あれば人気商品といえます。多少値段を高く設定しても売れやすいとみていいかと思います。
で、これらをひとつひとつ見ていくと、売れていないものは状態からして価格が高く設定されていたりします。
このままでも、売れているものと売れていないものの理由を知ることができ、参考にはなりますがそれも時間がかかります。
知りたいのは、これから売りたい商品がメルカリでいくらで売れたかという事です。
そこで、手っ取り早く売れた物だけ表示もできます。上記写真の右上赤文字の「絞り込み」をクリックします。
するとこのようなオプションが選択できる画面になります。一番下の「販売状況」をクリックします。
売り切れにチェックを入れ、下に出る赤い決定ボタンを押します。
するとこの画面に戻るので完了をクリックします。
すると売れた商品だけが表示されます。
ここで実際に売れた金額がメルカリでの相場になります。ここでの情報を頼りに、ご自分が売りたい商品と同じ状態の物を参考に値段を決めていきます。
検索して出てきた商品をよく見ていくと、同じ商品なのに売れた金額に差があるのが分かるかと思います。それは状態のいい悪いで金額に差が出ていることが多いです。
それでも先ほどの検索で売れた商品の値段を見ていくと、状態が近いもので大体〇〇円~〇〇円で売れているなというのが分かってきます。
先ほどの「売上金-販売手数料10%-送料=利益」でご自分で得たい利益とここでの相場を見比べて値段を決めていきます。
売れる値段設定とは?ある商品を例にご説明
人気商品であれば高く売りたいところですが、相場より少し高いくらいですと売れますが、相場からあまりにも高いと売れません。
ちなみに相場は時期により多少変わります。
ここからスイッチのソフトを例に一緒に考えてみましょう。
スイッチのソフトは人気商品ですが、「1-2switch」ですと相場が2700円~4000円と幅広いです。でも4000円を超えると売れずに残っているのもあります。
〇4000円前後の物は、使用回数や使用期間が少ない、ケースも綺麗という「美品」が多いです。
それでも出品者のさじ加減で2700円~4000円で決めてよいのではと思います。
そんな時こんな計算をしてみます。
〇4000円(売上げ)-400円(販売手数料)-195円(らくらくメルカリ便送料)=3405円(利益)
相場の範囲内でも利益は1,000円以上もの差ができました。
利益が2,000円位あったらいいかなと思っていたら2700円で出品すればよいし、いや利益4000円は欲しかったと思っていたら4000円で出品すればいいという事です。
この商品の場合人気商品なので2700円で売れば出品後30分以内には売れてしまうという事も起こります。逆に4000円で売ろうと思えは時間はかかりますが売れるという事です。
早く売りたいか、のんびり売りたいかでも値段設定は変わってきます。
「相場」、「利益」、「売れるまでの時間」この3つを組み合わせて、売れやすい値段を決めていきます。
早く売りたければ相場の範囲内で値段を安く設定し、いずれ売れればいいという感じであれば高めの値段でのんびり売れるのを待つという具合です。
私だったら、状態がそこまで美品でなければ3900円で出してみて様子を見ます。
意外と高めでも買ってくれたりしますので、急いで売りたいという場合を除いて相場内で高めに値段を決めてしまいましょう。それで反応を見たら良いかと思います。後から値段を下げるという事はいくらでもできますので。
相場の範囲内であれば売れることが多いです。
値段を高めに設定していると値下げ交渉を受けることがあります。もちろんそれに応じ値下げをするのはいいと思います。値下げはしたくないという方は「メルカリの値下げ交渉の断り方!丁寧にNOを伝える例文紹介」で断り方について詳しく書いてあります。
出品する時に売れやすい価格が表示される
相場を調べるのが億劫な方は、出品情報を入力する画面で「売れやすい価格」が表示されますので、その値段で出品されるのもありかと思います。
メルカリアプリから「出品」ボタンを押すとこの画面に行きますね。「カテゴリー」「ブランド(あれば)」「商品の状態」「商品名」「商品の説明」を入力します。
そして「販売価格」を入力しようとタップすると「売れやすい価格」と緑の帯に値段が表示されます。
私はここで出た金額だけで出品価格を決めることはありませんが、出品時に参考にはしています。
売っても赤字になりそうなものは思い切って処分
何のためにメルカリに出すのかっていうと、やはり利益があるからなのですが、あまり人気でない商品の場合、値段を下げていっても売れずに残ってしまう事があります。
しまいには赤字にならないと売れないというところまで来てしまったら、もうあきらめて処分するようにしています。
でも、家に保管できるスペースがあれば根気よくその値段で出品しておけばいずれ買ってくれる人が現れるかもしれません。
まとめ
メルカリの値段の決め方について書かせていただきました。
「送料」を決めて「相場」を調べたら準備はOK。
調べた相場の金額を以下の計算式に当てはめ、
といった具合に利益を調べ、利益に納得いけばその金額で出品します。
早く売りたい場合は少し安めに設定します。
いかがでしたか?値段設定は相場にある程度近づければ、そう難しく考える必要はありません。
迷ったら相場の範囲内で高めに値段を決めて出品してしまいましょう。売れるときはそれで売れますし売れなければ値段を下げていけばいいだけです。
メルカリを始めたばかりで値段の決め方で悩んでいる方にこの記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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